先生に質問するときは、問題と解きかけのノートを見せて、「ここまでは考えたけれど、この先が分からない」と伝えてみましょう。うまく言葉にできないときも、書いた式やメモをそのまま見せて大丈夫です。

問題と、考えた途中を一緒に見せる

質問するときに用意したいのは、問題が載っている教材と、自分が解いたノートです。解説を読んで疑問が残った場合は、その解説も一緒に開きましょう。

間違えた式や、途中で書くのをやめたメモも残しておいてください。答えだけでは伝わらない「どの順番で考えたか」を、先生と一緒に確かめる材料になります。

聞きたいところを、一つの言葉にする

例えば、こんな聞き方ができます。

  • 「文章の意味は分かりましたが、何をxにすればよいか迷いました」
  • 「解説のこの式までは分かります。次の行で符号が変わる理由を教えてください」
  • 「答えは合いましたが、この解き方でよいか確認したいです」

「どの問題か」「どこまで考えたか」「何を確かめたいか」の三つを伝えてみましょう。全部をきれいな文章にする必要はありません。ノートや解説の該当箇所を指しながらでも伝えられます。

どこが分からないか、言えなくても大丈夫

最初の一行から手が止まるときは、「何から考えればよいか分かりません」と伝えてください。問題文の言葉なのか、使う公式なのか、自分で整理しきれていない状態でも相談してかまいません。

イーサスは、生徒がどう考えたのかを、本人の話から理解することを大切にしています。質問を上手にまとめようとして抱え込まず、今のノートと一緒に話してみてください。

説明を聞いたら、その場で一問解いてみる

説明を聞いた後は、教えてもらった部分を自分で解いてみましょう。「この条件があるから、この式を使う」と、考え方も言葉にしてみてください。

途中でまた止まったら、その箇所を見せてもう一度質問します。答えを書き写して終えるのではなく、自分で考えて進められるかを確かめてから、次の問題に取り組みましょう。

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出典

Newman, R. S.(2002). How Self-Regulated Learners Cope with Academic Difficulty: The Role of Adaptive Help Seeking. Theory Into Practice, 41(2), 132–138. 論文情報/DOI