「宿題は終わった?」「次のテストはいつ?」。勉強のことが気になって、子どもとの会話が確認中心になることもあります。
友達との出来事、好きな遊び、最近夢中になっていること。そんな、子どもがいま話したいことにも耳を傾けてみましょう。
相手が何を感じ、何を伝えたいのか、分かろうとして聴く。それが「傾聴」です。
子どもが話し始めた話題を、大切にする
ゲームや遊びの話でも、「どんなところが面白いの?」と、本人が楽しんでいることに関心を向けてみてください。大人が詳しくなくても、教えてもらうつもりで聴いてみましょう。
その途中で、すぐに「それで、宿題は?」と勉強の確認に戻さず、まずはいまの話を最後まで聴きます。勉強について確認したいことは、その話が一区切りついてから、別の話題として伝えましょう。
アドバイスの前に、本人の気持ちを聴く
話を聴けるときは、スマホなどから目を離し、相づちを打ちながら耳を傾けます。
困った話でも、すぐに解決策を伝える前に、「そうだったんだ。それで、どう思った?」と本人の気持ちを聴いてみてください。こちらの経験談や正しいと思う答えは、いったん待ちます。
本人が「悔しかった」と話したら、「悔しかったんだね」と受け止める。どうしたらよいか一緒に考えるのは、その話を聴いてからで大丈夫です。
話したくないときは、待つ
返事が短い日は、質問を重ねず、「話したくなったら聞かせてね」と伝えましょう。親のほうが手を離せないときも、「片づけが終わったら聞かせて」と、聴けるタイミングを伝えておきます。
イーサスは、お子さまが何を考え、どう感じているのか、本人の言葉を聴くことを大切にしています。家庭で気になる様子があれば、塾での様子も合わせてご相談ください。
出典
文部科学省(2010)『家庭教育手帳 小学生(高学年)~中学生編』p.30。PDF